近年、ネコでもイヌのフィラリア症に感染する恐れがあることが明らかになってきました。ネコの場合は、血管内で幼虫が死滅して肺などの呼吸器に障害を与えることもあります(犬糸状虫随伴呼吸器疾患:HARD)。このため、難治性の咳や喘息などの症状が引き起こされるほか、食欲不振や体重減少、最悪の場合には「突然死」を招く可能性も否定できません。
血液中にミクロフィラリアが確認されることはまずありません。また、抗原・抗体検査で検出されないことも多いため、「原因不明」として治療に苦慮することが多い病気です。当クリニックでは、月に1回、背中に塗布するフィラリア・ノミ・回虫の予防薬をおすすめしております。